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15日、西南交通大学の陳春陽学長が記者会見で、黄慶副学長の論文盗用問題についての処分を発表した。写真は西南交通大学。
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2009年7月15日、中国新聞網によると、西南交通大学の陳春陽(チェン・チュンヤン)学長が記者会見で、黄慶(ホアン・チン)副学長の論文盗用問題についての処分を発表した。管理学博士の学位を取り消し、大学院生指導教授の資格も取り消すという。
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大学側が発表した今回の処分は、14日からインターネット上で議論されていた「学術論文」の盗用問題ではなく、さらに深刻な「学位論文」の盗用だった。陳学長は「われわれはインターネット上の告発を受け入れたのではない」とネットの告発と処分との関係を否定、「今回の処置は同副学長の博士論文『国有企業グループ研究と鉄道企業グループの実証的分析』についてだ」と話した。ネット上で告発されたのは陳副学長の他の学術論文2件についてだった。
大学側は07年12月から、同副学長の学位論文における盗用問題について匿名の告発を受けていたという。その後、同大学大学院は国内外の同学科における専門家に調査を依頼。08年3月20日ごろ、盗用との結論が出たという。
同学長は、「処分内容については国務院に通知したが、副学長の職務上の処分についてはまだ一定の手続きが残っている」とし、ただちに処分が実施されるわけではないことを示唆した。また、同副学長の処分後の去就については「もし残りたいなら歓迎する用意がある」と話している。(翻訳・編集/津野尾)
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