2009年7月16日、中国外交部の秦剛（チン・ガン）報道官は定例記者会見で、北朝鮮の金永南（キム・ヨンナム）最高人民会議常任委員長が「6者協議は永遠に終結した」と発言した問題について、「情勢激化を防ぐため、関係各国が誠実に約束を遵守することを望む」と述べた。鳳凰衛視が伝えた。

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北朝鮮ナンバー2である金委員長は15日、エジプトで開かれた非同盟諸国会議の首脳会議に出席した際、「米国やその同盟国が北朝鮮の主権を尊重しないため、核軍縮に関する話し合いには応じられない。6者協議は永遠に終結した」と述べた。これに対して、秦報道官は「これ以上の情勢激化を防ぐため、関係各国が誠実に約束を遵守することを望む」と呼び掛けた。

北朝鮮がタイ・プーケットで23日に開かれる「東南アジア諸国連合（ASEAN）地域フォーラム」（ARF）に朴宜春（パク・ウィチュン）外相を派遣しない意向を示していることについては、「中国は詳しい事情を知らない」と述べた。

秦報道官はまた、武大偉（ウー・ダーウェイ）副外相がロシア、米国、日本、韓国を歴訪した際、「対話を通じて北朝鮮問題を解決していくことで各国と意見が一致した」と強調した。（翻訳・編集/NN）