中国系元技師に経済スパイ罪の有罪判決、重要な宇宙技術を30年にわたり―米国

Record China    2009年7月19日(日) 9時57分

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17日、米カリフォルニア州連邦地裁は、経済スパイ法違反の罪に問われていた中国系元技師のジョン・ドンファン(鐘東凡)被告(73)に、有罪判決を下した。写真は中国甘粛省にある酒泉衛星発射センター。

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2009年7月17日、シンガポール華字紙・聯合早報によれば、米カリフォルニア州連邦地裁は、経済スパイ法違反の罪に問われていた中国系元技師のジョン・ドンファン(鐘東凡)被告(73)に、有罪判決を下した。国際オンラインが伝えた。

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ジョン被告は中国系米国人。航空大手ボーイング社などから宇宙技術情報を盗んだとして6件の経済スパイ罪に問われていた。同被告は約30年にわたり、ボーイング社や関連会社に技師として勤めていたが、その間、計30万ページにおよぶスペースシャトルやロケットなど航空・宇宙関連の重要書類を自宅に持ち帰り、中国側に渡していたとされている。

同被告は書類を自宅に持ち帰ったことは認めたが、それを中国側に渡していたことは否認している。同被告の弁護士は、同被告が中国側に渡していた証拠を検察側が持っていないと指摘し、経済スパイ法違反にはならないと主張している。(翻訳・編集/NN)

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