Record China 2009年7月20日(月) 16時28分
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17日、前駐ロシア武官・王海運少将は記者会見で、22〜26日に行われるロシアとの対テロ合同軍事演習「平和の使命2009」は、中ロの軍事同盟化を意味しない、との見解を示した。写真は瀋陽軍区で行われた中ロ合同軍事演習。
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2009年7月17日、前駐ロシア武官で中国国際戦略学会高級顧問の王海運(ワン・ハイユン)少将は記者会見で、22日〜26日に行われるロシアとの対テロ合同軍事演習「平和の使命2009」は、中ロの軍事同盟化を意味しない、との見解を示した。新華社通信(電子版)が伝えた。
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異なる国家間の軍編成や定期演習は、軍事同盟のシンボルと理解されるのが普通だが、王少将は、今回の合同軍事演習は軍事同盟化を意味するものでは決してないとの見解を終始貫いた。
同少将はその理由として、第1に、中ロ対テロ連合軍は「三不」の原則を憲章に明記しているからだと説明。「三不」とは、同盟しない、相互対立しない、仮想敵国をつくらない、の「3つの『しない』」をあらわす。第2の理由として、中国は一貫して不同盟政策をとっており、冷戦後に中国がこの政策を変更した場合、国際社会に多くの問題を引き起こすことになるだけでなく、中国の平和的発展の妨げともなる、と述べた。
同少将はまた、相互対立にかえて相互協力を目指すのは冷戦後の時代の流れであり、中ロ軍事演習はそもそも軍事同盟の客観的条件も満たしていない、と軍事同盟化を疑う声を強く退けた。(翻訳・編集/津野尾)
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