2009年7月19日、四川省成都市の成都ジャイアントパンダ繁育研究基地で、全世界で今年初となる双子のパンダが誕生した。四川新聞網が伝えた。

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双子パンダを生んだのは1992年生まれの17歳、莉莉（リーリー）。これまでに出産した3頭以上が、いずれも死産や生まれてまもなく死んでしまうなどしており、健康な双子パンダの出産はこれが初めて。

同センターによると、莉莉は今年3月19日に交尾し、妊娠の確率を上げるために専門家が人工授精も行った。4か月の妊娠期を過ぎ、7月19日早朝に出産の兆候が表れ、現地時間午前11時40分に1頭目、8分後に2頭目を出産した。2頭はいずれもメスで、体重はそれぞれ122グラム、100グラムと、健康状態は良好。専門家によると、8分という短時間での2頭目出産は、同センターでは最短記録だという。（翻訳・編集/TH）