Record China 2009年7月22日(水) 21時33分
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21日、韓国紙に掲載された「漢字は国際競争力だ」という記事に、韓国のネットユーザーが猛反発。「韓国に漢字教育は必要ない」との声がネット上に広がっている。資料写真。
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2009年7月20日、韓国紙・中央日報のコラム「グローバルアイ」に「漢字は国際競争力だ」という記事が掲載されたことがきっかけで、韓国のネット上で漢字教育の必要性をめぐって大論争が起こっている。21日付で環球時報が伝えた。
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問題のコラムは、中国のテレビ局(CCTV)の人気討論番組「小崔説事」でのやりとりを元に書かれている。「繁体字を復活させるべきか?」とのテーマで出演者が討論しているなかで、中国漢字研究院の博士が「今中国で繁体字を勉強しなければ、数年後には中国文化の根源を韓国に行って学ばなければならなくなる」と発言した。
日本は今まさに漢字復興期にあり、漢字を国際競争力ととらえるベトナムでは漢字教育の必要性が政府によって前向きに検討されている。だが韓国の多くの中学、高校では、漢字の授業は週に1〜2回ほどしかなく、親の名前も漢字で書けない小中学生も少なくない。このためコラム筆者は中国の博士の発言に「ドキッとした」と述べている。
このコラムに韓国のネットユーザーが敏感に反応している。多くのコメントが殺到したが、その8割が「韓国に漢字教育は不要」というもの。「漢字を知らなくても生きていける」「国際競争力を培うなら中国語より英語」「英語の勉強だけでも大変なのに、そのうえ漢字まで?」といった声が大多数を占めた。だが「韓国人の姓名や重要な歴史文献はすべて漢字表記だった。漢字を元に韓国語が生まれたのだから、漢字を学ぶのは当然」といった意見も少数ではあるが存在している。(翻訳・編集/本郷)
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