小学生が年々減少、大学院生は18年で14倍に―中国

Record China    2009年7月24日(金) 0時52分

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21日、中国教育部がこのほど発表した報告によると、全国の小学生数は13年連続で減少し、大学院生は逆に18年で14倍に増えたことがわかった。写真は北京の小学校。

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2009年7月21日、中国教育部が最近発表した「2008年全国教育事業発展統計公報」によると、中国国内の小学生の人数は13年連続で減り続け、1995年の約1億3195万1500人から2008年には約1億331万5100人に激減。今年はその数が1億人を切ると予想されている。北京紙「新京報」が伝えた。

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小学生の減少にともない、全国に配置された小学校数も減少。95年全国に69万6700校あった小学校数が、08年には30万900校に減少した。一般大学の在学生は94年以来13年連続で増加したが、昨年は初めて減少に転じた。

教育部学生課の担当者は、「今年の全国統一大学入試(高考)志願者も減少しているが、これは単に高校の卒業生自体が減ったからだ」と説明。これを裏付けるように、90年には全国でわずか3万人ほどしかいなかった大学院生が昨年の統計では44万6400人と、18年間で14倍近く増えている。(翻訳・編集/本郷)

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