Record China 2009年7月23日(木) 11時21分
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22日、皆既日食が観測できる中国・長江流域の各都市ではホテルはすべて予約で一杯に。上海市の全旅行会社が受け入れた外国人観光客が3万人に達したほどの大人気ぶり。写真は日食を鑑賞する杭州市民と愛犬。
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2009年7月22日、今世紀最長の観測時間となる皆既日食に、中国大陸では多くの国民が夢中になった。特に絶好の観測地点となった長江流域の各都市では、史上空前の天文ショーが予想外の経済効果をもたらす結果に。台湾メディアが伝えた。
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この日、各地のホテルは皆既日食ツアーで訪れた観光客で満室となった。業界関係者によると、上海市の全旅行会社が受け入れた皆既日食を目的とした外国人観光客は3万人に達したという。一般の外国人観光客が現地で消費する金額は1人当たり3000元(約4万2000円)と言われているが、皆既日食ツアーでは1人当たり1万元(約12万元)にのぼるとの情報も。
皆既日食を観測するためのグッズ販売も好調。今年4月から主に日本向けに観測メガネを生産している浙江省温州市の工場は従業員が残業しての量産体制に入った。卸価格が1本2元(約30円)の観測メガネを10万本以上出荷したという。オークションサイト「淘宝網」では皆既日食関連グッズが2000点以上出品されているが、その多くが2元から15元(約30〜180円)の観測メガネ。皆既日食Tシャツや皆既日食メモなどもネットショップで大人気になっている。(翻訳・編集/本郷)
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