<GM>上期世界販売は21.8%減の355万台!中国で過去最高を記録―米国

Record China    2009年7月24日(金) 12時12分

拡大

23日、米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)はこのほど、今年上期(1−6月)の全世界での新車販売台数が前年同期比21.8%減の約355万台だったと発表した。写真はGMチャイナグループのKevin E Wale社長。

(1 / 4 枚)

2009年7月23日、米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)はこのほど、今年上期(1−6月)の全世界での新車販売台数が前年同期比21.8%減の約355万台だったと発表した。中国新聞社が伝えた。

その他の写真

ロイター通信の報道によると、GMの今年上期の地域別新車販売台数は、北米が同39.5%減の約116万台、欧州同24.4%減の約88万台、アフリカ・南米18.3%減の約55万台と各地域で大幅に落ち込んだ。一方、アジアでは同21.5%増の約97万台と大幅に増加しており、中国での過去最高の販売台数約81万台が大きく貢献した。

同社は昨年、年間の新車販売台数でトヨタに抜かれて世界一の座を明け渡しており、今年に入ってからも販売不振が続いている。6月1日に米連邦破産法第11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請し、経営再建中の同社は、「ハマー」「サーブ」「サターン」「ポンティアック」の4ブランドの売却または廃止をすでに発表しており、今後はブランドを絞り込んで効率化を図る方針だという。上記4ブランドの今年上期の販売台数は計約20万8000台に達しており、4ブランドの切り離しによって販売台数は今後さらに減少すると見られている。

ただ、第1四半期(1−3月)の販売台数約161万台に比べ、第2四半期(4−6月)は194万台とやや持ち直していることに加え、米連邦破産法第11条の申請から40日という短期間で法的手続きを終えたことなどから、GMの関係者は「売り上げへの影響は思ったほど厳しくない」との見方を示している。(翻訳・編集/HA)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携