2009年7月23日、再婚と第2子出産を機に芸能活動を休止中だった歌手フェイ・ウォンが、今年10月に催される中華人民共和国建国60周年の大型祝賀番組に出演、大舞台で文字通り“女王級”の復帰を遂げると伝えられた。中国娯楽ネットの報道。

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フェイは05年に俳優のリー・ヤーポン(李亜鵬)と再婚して以来、チャリティ活動などでメディアの前に姿を現す以外は事実上、芸能活動を引退した状態。これまでに何度となく復帰のうわさが流れるも立ち消えとなっており、かつての「香港音楽界の歌后(女王)」復活を望むファンの声は絶えることがなかった。

しかし、次女の李嫣（リー・イエン）もすでに3歳。育児もひと段落したフェイに、今年あたりから復活の兆しもみえはじめた。4月には2000万元(約2億8000万円)という破格のギャラでシャンプーのCMに出演。この反応次第で、芸能界復帰本格化の是非を探っていたようだ。その後は新譜のための創作活動も行っていると伝えられる。

今年、中国は建国60周年を迎え、10月1日の建国記念日を中心にさまざまなイベントが予定されているが、フェイは10月12日に放映される大型祝賀番組に出演すると報じられた。この番組には「香港四大天王」とも称されるジャッキー・チュン(張学友)やアンディ・ラウ(劉徳華)など、中華芸能界の大御所とも呼べるそうそうたる顔ぶれがそろい踏みするもようで、フェイの復帰舞台としては非常に目を引くものになりそうだ。(翻訳・編集/愛玉)