<ウイグル暴動>自治区政府が観光客誘致作戦、暴動後の落ち込み回避狙い

Record China    2009年7月28日(火) 23時18分

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27日、新疆ウイグル自治区政府はこのほど起きた大規模暴動が観光業界に与える悪影響をぬぐい去るため、観光ツアーの誘致作戦に乗り出す。写真は新疆ウイグル自治区のタクラマカン砂漠。

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2009年7月27日付の中国新聞社報道によると、新疆ウイグル自治区政府はこのほど起きた大規模暴動が観光業界に与える悪影響をぬぐい去るため、観光ツアーの誘致作戦に乗り出す。ツアーに対する奨励金を交付し、チャーター機や専用列車の利用拡大も促す計画だ。

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現地政府はこのほど、7月6日から8月31日までの期間に同自治区を訪れる10人以上のツアーを企画した旅行会社と、同自治区の受け入れ側旅行会社に対して、観光客1人当たり1日10元(約140円)の奨励金を交付することを決定した。

さらに、3年連続で中国国内旅行見本市または中国国際旅行社見本市に参加した旅行会社に対し、4年目の参加時に展示ブース1カ所を無償提供する。また、海外で開催される旅行見本市に参加する旅行会社に対しては、展示ブース費用の50%を補助する計画。同政府はこれらの予算として500万元(約6950万円)を確保する予定だ。

このほかにも8月31日まで、同自治区内の観光地の入場料やホテルの宿泊料、航空機代を半額にする特別優待企画も打ち出し、観光資源が豊富な同自治区の魅力を内外にアピールする。(翻訳・編集/東亜通信)

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