Record China 2009年7月31日(金) 14時49分
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7月30日、中国では毎年100万人以上のハッカーが誕生し、その多くが犯罪に手を染める結果になっているという。写真はアンチウイルスソフトの検出画面。
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2009年7月30日、中国では毎年100万人以上のハッカーが誕生し、その多くが犯罪に手を染める結果になっていると、シンガポールの華字紙・聯合早報が伝えた。
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記事によると、中国には現在、ハッカーの技術訓練サイトが1000以上存在している。また、表向きは「ネットワーク安全管理」の看板を掲げていながら、実際には「ハッカー養成所」であるコンピューター専門学校も多い。こうした養成所を卒業したハッカーの卵は、数か月の実践を経て本物のハッカーに成長していく。その数は毎年100万人以上で、現存するハッカーは数百万人規模とも言われている。
ハッカーの目的や人物像も時の流れにつれて大きく変わってきている。昔のハッカーは「腕試し」「技術自慢」などが主要目的で、さまざまなサイトへ侵入を試みたり、サイトの改造などを行っていた。しかし、「第6代ハッカー」と呼ばれる、1990年以降生まれの若者を中心としたハッカーの目的は、ほぼ金銭に絞られており、パスワードやクレジットカードナンバーを盗んだり、フィッシング詐欺などにかかわる者が多いという。関係者は、最近のハッカーの特徴は「低年齢」「低学歴」「事の重大さを考えない」の3点と指摘している。
ハッカーの中にはその技術を買われて政府や軍部の関連部門にスカウトされ、犯罪解決やハッカー対策に従事する「成功者」もいるが、その数は極少数に限られ、ほとんどが犯罪の道に足を踏み入れていく、と関係者は証言している。(翻訳・編集/HA)
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