拡大
小さな刺繍針を投げて薄いガラスを貫通させることができる女性。この技は日々の涙ぐましい鍛錬によるものだった。
2006年10月25日、ある女性が小さな刺繍針をダーツの矢のように手に持ち、少し離れた所から厚さ2mmのガラスに向かって投げている。そのガラスには、針が貫通したいくつかの跡が残っている。
本来は刺繍を施したり布を縫ったりするための針だが、これでガラスを貫通させるには相当な力がいるはずだ。
彼女は山東(さんとう)省臨沂(りんぎ)市にある武術学校で教鞭を執る付飛鴻(フフェイホン)さん。今年26歳の付さんは、10歳の頃から河南(かなん)省嵩山(すうざん)市にある少林寺で武術を学んでおり、16歳の時からこの技を練習してきた。今では針がガラスを貫く確率は80%にも達している。彼女は現在でも、毎日5000回以上針を投げては鍛錬を積んでいるという。
ピックアップ
この記事のコメントを見る