<毛沢東>箸は英語で…?金日成対談で披露したその実力は―中国メディア

Record China    2009年8月11日(火) 12時48分

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10日、中国新聞社は、毛沢東の英語の実力がどの程度のものだったのかについて、エピソードや自身の言葉を紹介した。写真は08年の北京五輪に向けて開始された英会話研修。

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2009年8月10日、中国新聞社は、毛沢東の英語の実力がどの程度のものだったのかについて、過去のエピソードや本人自身の言葉を紹介した。

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記事は、毛沢東は一般に晩年になってから英語学習を開始したと認識されているがこれは誤りで、米ハーバード大学のロス・テリル教授が記した「毛沢東伝」にも紹介されているとおり、17歳頃には英語を学び始めていたと紹介している。

では、毛沢東の英語のレベルはどの程度だったのか?英語が達者だったと誰もが認める周恩来は、「毛首席の英語のボキャブラリーは私よりもはるかに多い」と持ち上げていたという。

毛沢東は外国の要人と会談する際にもしばしば英語を使うことがあった。1975年4月18日、北朝鮮金日成との会談の際、毛沢東は第1声で「Welcome」と発し、続けて「私の英語の発音はあまりよくない」と自嘲気味に語りつつ迎え入れた。会談が終了し、金日成がその場を立ち去ろうとしたときには、「北朝鮮では食事の際にまだ箸を使っているのですか?Two sticks?」と、この日2回目の英語を披露したという(注:箸は英語で「chopsticks」。「two sticks」ではない)。

また、米国の新聞記者と5時間にも及ぶ会談をこなしたり、英単語20個を使って文化大革命を説明したこともあり、かなりの「実力」の持ち主だったとされている。しかし、毛沢東自身は自分の英語力について、米国のキッシンジャーとの対談の中で、「いくつかの英単語は知っているが、文法は分からない」と述べ、自らのレベルを認めていたという。(翻訳・編集/HA)

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