Record China 2009年8月12日(水) 12時53分
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12日、終戦記念日の靖国参拝について、麻生内閣のうち15閣僚が見送りを表明した。参拝の意向を明確にしているのは野田聖子大臣のみとなっている。写真は靖国神社。
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2009年8月12日、中国新聞網によると、麻生内閣の17閣僚のうち野田聖子消費者行政担当相が11日午前、閣議後の記者会見で、終戦記念日にあたる15日に靖国神社を参拝する考えを明らかにした。中曽根弘文外務相は「適切に判断したい」と含みを残す発言をしているが、他の15閣僚はいずれも参拝しない考えを表明している。
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野田氏は、福田内閣の閣僚だった昨年も8月15日に靖国神社を参拝しており、11日の記者会見でも「基本的に例年どおり」靖国神社を参拝する意向を示した。舛添要一労働相は、参拝の見送りについて「私の歴史哲学だ」と説明。塩谷立文科相は、「文部科学大臣として、特定の神社を参拝することは控えている」と述べたという。
浜田靖一防衛相や、林幹雄防災担当相は毎年、靖国神社の例大祭に参拝していることを強調。小渕優子少子化担当相は、「にぎやかな時に行くべきではない」と話した。
また、麻生太郎首相は10日、参拝を見送る意向をすでに明らかにしているが、これについて公明党の斉藤鉄夫環境相は「首相の決断は歓迎すべき。首相という公人が一宗教施設に参拝するのはふさわしくない」と述べたという。(翻訳・編集/岡田)
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