長江三峡ダム付近で貨物船からコンテナ落下、危険な化学品も―湖北省宜昌市

Record China    2009年8月13日(木) 9時34分

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10日、中国・長江の三峡ダムと葛洲ダムの間を航行中だった貨物船からコンテナ62個が落下した。うち12個には危険な化学品が積まれていたという。写真は事故現場。

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2009年8月10日、中国・長江の三峡ダムと葛洲ダムの間を航行中だった貨物船からコンテナ62個が落下した。うち12個には危険な化学品が積まれていたという。新華網が伝えた。

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同日午後11時20分ごろ(現地時間)、コンテナ176個を積んだ重慶籍の貨物船「航龍518」号が湖北省宜昌市石牌付近に差し掛かったところ、62個が水中に落下した。そのうち6個に過マンガン酸カリウム、1個に過マンガン酸ナトリウム、5個に水酸化カリウムが積まれていた。

三峡海事局の調査によれば、原因はスピードの出し過ぎで、カーブを曲がった際、船体が大きく傾斜したことによるもの。すぐに回収作業が行われたが、今のところ2個しか回収が済んでいないという。また、宜昌市の環境保全当局が付近の水質検査を行ったが、汚染は確認されなかった。事故の影響で付近の住民10万人の世帯が一時断水となった。(翻訳・編集/NN)

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