Record China 2009年8月17日(月) 21時28分
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17日、中国各省・区・市の環境効率(Eco-Efficiency)の実態に関するデータが発表された。写真は武漢市の湖を覆う藍藻。
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2009年8月17日、中国国家社会科学基金のプロジェクトチームが「中国の各省・区・市の環境効率(Eco-Efficiency)の実態」データを発表した。これは各地域における環境コストをどれだけ有効活用し効率的に経済利益を生み出しているかを比較したもの。「中国経済週刊」が伝えた。
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同データは以下の通り(チベット自治区は除外)。
最高レベル:北京市。
高レベル:上海市、広東省、浙江省、福建省、江蘇省、天津市。
中高レベル:広西チワン族自治区、山東省、重慶市、四川省、江西省、河南省、湖南省。
中低レベル:湖北省、海南省、安徽省、陝西省、黒龍江省、吉林省。
低レベル:青海省、河北省、遼寧省、新疆ウイグル自治区、雲南省、甘粛省。
最低レベル:内モンゴル自治区、貴州省、寧夏回族自治区、山西省。
データを見ると、自然環境が豊かな多くの地域は下位に甘んじ、経済発展を誇る地域が上位を独占している。北京市に代表される大都市は、人口が集中し、より効率的に経済活動を行うことができ、より少ない自然環境への負荷で、より多くのGDPを稼ぎ出している。また、サービス業化が進んでいることも、成績に反映している。
最低レベルの地域は逆に、都市化・経済効率の面で劣っており、その結果、相対的に(1人当たりの)環境への負荷が大きくなるという。(翻訳・編集/津野尾)
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