2009年8月19日、中国共産党の胡錦濤総書記（国家主席）は北京の人民大会堂で、このほど中国本土を訪問した台湾少数民族の代表団と会い、台湾の台風8号による被害からの救援活動と復興を今後も支援していくことを表明した。新華社が伝えた。

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中国当局は台風8号による水害などで死者141人、行方不明者440人という大きな被害が出た台湾に対して、これまでに仮設住宅100棟や寝袋、毛布などの救援物資を送っている。

胡総書記は代表団に対して「中国民族は古来から困難には団結して立ち向かう素晴らしい伝統を持っている。両岸同胞は家族であり、台湾の人々の困難は私たちの困難だ」と語った。継続的な支援の姿勢を示すことによって、台湾でのイメージアップを図るものとみられる。（翻訳・編集/東亜通信）