中国製自動車、国内で絶好調も欧州サッパリ=安全性の評価低く―中国紙

Record China    2009年8月21日(金) 21時29分

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2009年8月20日、網易は記事「欧州で冷遇受ける中国自動車:消費者に嫌われた」を掲載した。今年、中国自動車業界は絶好調そのものだが、その目を欧州へと向けると昔と変わらぬ低評価に苦しむ現実が浮かび上がる。写真は中国の自動車工場。

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2009年8月20日、網易は記事「欧州で冷遇受ける中国自動車:消費者に嫌われた」を掲載した。今年1〜7月の間に中国の自動車生産台数、販売台数はともに700万台を突破し、まさに絶好調そのもの。ところがその目を欧州へと向けると昔と変わらぬ低評価に苦しむ現実が浮かび上がる。

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ドイツの調査機関・PIRME Researchの調査によると、中国製造車のシェアはアジアで24.2%に達している。ところがその他の地域ではというと、中東で5%を超えたのが目立つだけで、他地域では低調、欧州ではわずか1%しかない。

消費者の評価では特に中国車の安全性について厳しい評価が下されている。その原因ともなっているのがドイツ自動車連盟(ADAC)が実施する衝突テスト。中国ブランド車はことごとくはねかえされてきた。なかでも陸風自動車のSUVは「事故が起きればドライバーの生存確率はゼロ」とまで酷評される始末で、「中国車は鉄くず」との汚名を返上することができなかった。

網易は綿密なマーケットリサーチと中国車のブランドイメージを確立することが欧州進出には必要だと指摘している。(翻訳・編集/KT)

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