2009年8月20日、中国の国家外貨管理局が発表した2009年上半期（1−6月）の国際収支統計（速報値）から、経常黒字が前年同期比32％減の1300億ドル（12兆1800億円）だったことが分かった。08年後半からの世界的な不況によって輸出が落ち込んだことが影響した。

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貿易収支は1183億ドルの黒字、サービス収支は186億ドルの赤字だった。また、資本・金融収支の黒字額は、前年同期比54％減の331億ドル。うち、純流入額は直接投資が206億ドル、証券投資では169億ドル、その他投資が56億ドルだった。

外貨準備高は引き続き増加しており、2009年6月末の外貨準備高は08年末比で1856億ドル増の2兆1316億ドルに達した。

同局が国際収支統計の速報値を発表するのは初めてで、修正値は9−10月に公表する予定。（翻訳・編集/東亜通信）