全国に波及する「抱きしめ団」の暖かい活動―湖南省長沙市

2006年10月29日、湖南（こなん）省長沙（ちょうさ）市の数人の若者が結成した「抱きしめ団」が、市の中心部でパフォーマンスを開始した。彼らの活動内容は、見知らぬ人を熱烈に抱擁すること。こうした行為はインターネット上に公開された映像やコミュニティを通じ、全国の人々の関心を集めている。

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活動の発起人の話によると、外国の町である若者が人々を抱擁し、「みんなには社会の暖かさが必要だ」と主張している映像をインターネットで見て、中国でも社会人が皆忙しく、他人に対して冷たくなったと感じていた彼は、友人たちを動員してまず長沙市で活動を始めたという。

「抱きしめ団」の活動が各地に伝わると、その行為は全国に波及した。北京市、南京（なんきん）市、広州（こうしゅう）市、天津（てんしん）市などの若者も、次々と同じ抱きしめ行動を開始したそうだ。