28日から国際砂漠フォーラム、“砂漠の産業資源化”をテーマに―中国

Record China    2009年8月23日(日) 22時49分

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21日、中国では科学技術の利用による砂漠の産業化を目指し、砂漠の観光化、薬草の栽培、砂漠を利用した新エネルギーの開発など、多種にわたって試みているという。写真は砂漠化が深刻な内モンゴル自治区。

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2009年8月21日、新華社通信(電子版)によると、内モンゴル自治区で今月28、29日の2日間、中国科学技術部、農業部、国家林業局、内モンゴル自治区政府などの共催で「砂漠・科学技術・新エネルギー」をテーマとした「2009年クブチ国際砂漠フォーラム」が開催されることがわかった。砂漠化防止・改善・利用などに関する国際レベルの会議となる予定。

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中国科学技術部社会発展科学技術局の馬燕合(マー・イエンホー)局長は同フォーラムの発表記者会見で、「内モンゴル自治区のクブチ砂漠地区では、科学技術の利用による砂漠の産業化を目指し、砂漠の観光化、薬草の栽培、砂漠を利用した新エネルギーの開発など、多種にわたって産業化を試みている。これにより、砂漠化の防止、緑地の増加、環境の改善、農民・企業の増収など、すでに多くの効果を上げている」と語った。

砂漠化面積は現在、中国国内だけで174万平方キロメートル、世界では3800万平方キロメートルに及んでおり、20億人以上が砂漠によって苦しい生活を強いられている。砂漠化の防止・改善・利用など、中国政府がこれまで積極的に行ってきた砂漠対策について、今回の砂漠フォーラムでの発表・検討が期待されている。(翻訳・編集/HA)

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