<台風8号><中台>有害物質含有報道の仮設住宅に安全宣言―台湾当局

Record China    2009年8月23日(日) 12時56分

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22日、台風8号の被災地に贈られた中国からの仮設住宅に有害物質が含まれている可能性があるとの報道を受け、台湾当局が抜き取り検査をした結果、ホルムアルデヒドは基準値以内であることが判明した。写真は中国から贈られた仮設住宅の組み立て作業。

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2009年8月21日、台湾経済部標準検験局は中国から贈られた仮設住宅用資材に含まれているホルムアルデヒドの量が基準値以内であったと発表。その安全性が当局によって確認された。22日付で中国紙・環球時報が伝えた。

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21日付の台湾メディアによると、中国から台風8号の被災地に贈られた100戸分の仮設住宅は18日に高雄市に到着。台湾の一部政治団体やメディアは「大量のホルムアルデヒドが含まれている可能性がある」と報じ、中国国務院台湾事務弁公室の范麗青(ファン・リーチン)報道官は「台湾の一部政治家が無責任なデマを流している。彼らは中国と台湾同胞の感情を故意に傷つけて、これを引き離そうと画策している。このようなやり方は大変遺憾だ」と発言していた。

これを受け、台湾当局は19日に「仮設住宅はすでに中国で検査済みである」と発表。さらに同日、検験局は職員を高雄市に派遣し、資材の抜き取り検査を実施。その結果、検査対象となった資材のホルムアルデヒド含有量は安全基準値を超えていないことが確認されたため、当局は仮設住宅の「安全宣言」を21日に発表した。(翻訳・編集/本郷)

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