2009年8月23日、青年参考は記事「亀裂広がる中豪関係：中国がオーストラリアに伝えた“不機嫌”というメッセージ」を掲載した。

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新疆独立主義者の頭目だと中国政府が批判している、世界ウイグル会議のラビア・カーディル議長への入国ビザ発給、リオ・ティント社員のスパイ疑惑などの問題が相次ぐなか、中国政府は何亜非（ホー・ヤーフェイ）外交副部長のオーストラリア訪問取り消しを決定した。あるオーストラリア政府官僚は訪問取り消しは中国政府の“不機嫌”を伝えるメッセージだと話している。

オーストラリアのアジアへの接近、親中派のラッド首相就任を追い風に関係を深めていた中豪関係は今、岐路に立たされている。青年参考は中豪両国の経済は強い補完性を持っていると指摘、中国の飛躍的な発展は資源大国オーストラリアに巨大な市場をもたらしたと指摘した。ゆえにオーストラリアが中国の統一と安全保障に正しく配慮しさえすれば、両国関係はすぐに正常な状態へと復帰すると述べている。（翻訳・編集/KT）