Record China 2018年1月7日(日) 18時50分
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6日、中国メディアの瞭望週刊は、日本旅行が好きな中国人はどんな人たちなのかについて分析する記事を掲載した。写真は日本旅行の宣伝。
2018年1月6日、中国メディアの瞭望週刊は、日本旅行が好きな中国人はどんな人たちなのかについて分析する記事を掲載した。
記事は、日中共同世論調査の結果によると、日本に対する印象が良くないという中国人が一時は9割に達したものの、訪日中国人は増え続けていると指摘。その理由について分析した。
記事によれば、「恐るべき貧富の差」が関係しているという。多くの人は「中国人が金持ちになったから日本へ行くようなった」と考えているが、そうとは限らないと記事は分析。2000年以降、中国の収入格差は広がっており、日本など海外旅行に行く人は「先に富んだ人たち」だと論じた。
そして中国は人口が多いため、先に富んだ人の数も多く、従って「中国人はどこでもお金をばらまく」というイメージが出来上がったのだと主張した。
では、「先に富んだ人」の中でもどんな人たちが旅行先として日本を選んでいるのか。記事は経済状況によって3種類のグループに分けられると分析。1つ目のグループは「収入が比較的低く、出国経験が少なく、文化や景色に対する認識の低い人たちで、旅行代を非常に気に掛ける」人たちだ。このグループの人は、費用の安い東南アジアを旅行先として選ぶ傾向が強いという。
2つ目のグループは「お金はあるが文化や景色に対する認識はそれほど高くない」人たちだ。このグループの人は先進国に行きたがり、「行ったことがある」「自分は行く能力がある」ことが重要で、異文化体験などは重要ではないという。そして旅行先として日本や韓国を選ぶ傾向にあるとした。
3つ目のグループは「文化や景色に対する認識の高い」人たちだ。このグループの人は旅行経験が豊富で、海外での文化体験を重視し、欧米などを旅行先として選ぶという。
その上で記事は、日本旅行へ行くのは豊かになり始めた初期から中期段階の人たちが主で、そのため日本で爆買いするのだと論じた。(翻訳・編集/山中)
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