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24日、英豪系資源大手のリオ・ティント社員の正式逮捕や「世界ウイグル会議」のラビア・カーディル主席へのビザ発給問題で一気に悪化した中豪関係。豪紙によれば、同国を訪れる中国人観光客の数はこの3か月で80%も減少した。写真はオーストラリア。
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2009年8月24日、中国による英豪系資源大手のリオ・ティント社員の正式逮捕やオーストラリアによる「世界ウイグル会議」のラビア・カーディル主席へのビザ発給問題で一気に悪化した中豪関係。オーストラリア紙ジ・エイジによれば、同国を訪れる中国人観光客の数は今年第2四半期の3か月で80%も減少した。25日付で環球時報が伝えた。
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昨年、オーストラリアを訪れた中国人観光客は延べ35万6000人。今年第1四半期までは前年同期比6%増と増加傾向が続いていたが、この3か月で大幅に減少した。その原因について、オーストラリア当局は「世界的な金融危機と新型インフルエンザによるもの」としているが、現地メディアは「明らかにリオ・ティント事件やウイグル問題が影響している」と当局の見解を否定的に報じている。
また、上海社会科学院で国際問題を専門としている趙国軍(ジャオ・グオジュン)氏は「オーストラリアは最近、中国に対してかなり非友好的な態度を取り続けている」と非難した上で、「中国人の同国に対する感情に悪影響を及ぼしたことが観光客の激減につながったのだろう」と分析している。(翻訳・編集/NN)
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