2009年8月24日、豪紙オーストラリアンは「中国は10年以内に米国より大きくなる」と題した記事で、中国は10年以内に国内総生産（GDP）で米国を追い抜くと予測した。25日付で中国紙・環球時報が伝えた。

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ドイツ銀行大中華地区の馬峻（マー・ジュン）主席が見解を示した。馬氏は「中国は10年以内に米国を抜き、世界最大の経済体にのし上がる可能性が高い。米国を上回る輸入大国となり、米国の中国依存度はさらに高まる」と予測したが、その一方でインフレ率の上昇により経済成長率の鈍化が現れるとの見方も示した。

馬氏は、中国の第2四半期の経済成長率は9％に迫る勢いまで回復し、対前期比は18％に上ったが、「いつまでも持続できる数字ではない」と指摘。中国経済はW型の景気回復パスをたどるとも予測した。また、世界経済における中国経済の果たす役割について「今後は大きく変わることになる」とも述べた。（翻訳・編集/NN）