2009年8月25日、中国広播網によると、中国の今年の失業者数が2400万人を上回ると予測されている。

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中国人力資源・社会保障部の尹蔚民（イン・ウェイミン）部長は先日、中国は厳しい雇用情勢に直面しており、今年不足する働き口は2008年と比べてさらに拡大するとの見通しを明らかにした。尹部長によれば、8％の経済成長を維持すると仮定しても、新たに生まれる働き口は1200万人分にとどまり、職を求めている人の数には遠く及ばず、年間を通じた失業者の数は2400万人を上まわる見通しだという。

特に高卒者、出稼ぎ労働者、都市部失業者の就業問題が顕著となっているほか、金融危機の影響が大きい外国向け事業を行う企業の雇用力の低下が著しいという。政府は内需の拡大や雇用支援の強化など、雇用情勢の改善をはかる積極的な対策を講じていくとしている。（翻訳・編集/岡田）