胡錦濤国家主席がウイグル自治区を視察、民族団結呼び掛ける―中国

Record China    2009年8月27日(木) 4時52分

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25日付新華社によると、中国の胡錦濤国家主席は22日から25日にかけて新疆ウイグル自治区を視察し、7月の暴動発生後の治安の回復ぶりを称賛した上で、民族団結と社会の安定維持を呼び掛けた。写真は7月下旬のウルムチ市内。

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2009年8月25日、同日付新華社によると、中国の胡錦濤国家主席は22日から25日にかけて新疆ウイグル自治区を視察し、7月の暴動発生後の治安の回復ぶりを称賛した上で、民族団結と社会の安定維持を呼び掛けた。胡主席が同自治区を訪れるのは暴動以降、初めてで、中央政府の影響力を示しておきたい意図があるとみられる。

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胡主席は同自治区の区都であるウルムチ市のほか、西部のアクス市、北部の昌吉回族自治州、カラマイ市などで企業や兵士、市民らのもとを訪れた。暴動で犠牲になった警官の妻に面会した際には「困難があればいつでも言ってほしい。全力で助ける」と話し、家族を気遣ったという。

新華社は胡主席の今回の同自治区訪問について、詳細に伝えている。10月1日の建国60周年を前に、国内にくすぶる民族問題を抑え込み、治安回復をアピールすることで、中央の力を示したい考えとみられる。(翻訳・編集/東亜通信)

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