生徒の携帯電話が禁止に、保護者の大多数は賛成―上海市

Record China    2009年8月31日(月) 15時11分

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26日、上海のある私立学校で生徒の校内での携帯電話所持を禁止することが決定された。大多数の父兄は支持しているが、一部生徒や教師などから反対意見も出ている。資料写真。

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2009年8月27日、東方早報によると、新学期が近づく中、上海市のある私立学校でこのほど、生徒の校内での携帯電話所持を禁止することが決定された。

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生徒の携帯電話所持を禁止したのは、上海市内にある寄宿制の私立学校「東方世紀学校」。同校に在籍する小学生から高校までの生徒すべてが、校内で携帯電話を使用することも、校内に携帯電話を持ち込むことも禁止されることになった。その理由は、勉学に支障をきたすからだという。

同校の校長は「生徒がこの校則に違反し、携帯電話を持ち込んでいるのが見つかった場合、学期末までその携帯電話を保管し、学期が終了し次第、郵便で保護者宛てに送り届ける」と話し、携帯電話の使用を禁止する代わりに、校内の公衆電話を増やすなどの対応をとったとしている。

この携帯電話禁止の措置に、大多数の保護者は「携帯電話を与える経済的負担が減る」「子どもが学業に専念できるはず」と支持しているが、生徒の間からは「不便だ」と反発する声も出ている。また、「この学校は寄宿制。特に小学部の生徒の中には家族と離れ、寂しい思いをしている子もいる」と話す教師もいるという。(翻訳・編集/岡田)

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