中国に奪われた領土を取り戻せ=古地図を元に鴨緑江北部の領有権を主張―韓国市民団体

Record China    2009年8月29日(土) 17時3分

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2009年8月27日、韓国メディア・NEWSISによると、オーストラリアに拠点を置く韓国人市民団体は豆満江及び鴨緑江以北の広大な地域は朝鮮領土であることが判明したと発表した。写真は鴨緑江、対岸は北朝鮮。

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2009年8月27日、韓国メディア・NEWSISによると、オーストラリアに拠点を置く韓国人市民団体は豆満江及び鴨緑江以北の広大な地域は朝鮮領土であることが判明したと発表した。中国青年報が伝えた。

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問題となっている地域はいわゆる「間島」、吉林省東部の延辺朝鮮族自治州一帯を指す。豆満江の中州島で、清朝と李朝の時代からの係争地であった。1909年、「満州及び間島に関する日清協約」(間島協約)が結ばれ中国への帰属が確定したが、日本の保護国として外交権がなかった朝鮮には当時反対する権利がなく、奪われた領土であると考える韓国人も多い。

今回発表した韓国人市民団体は、同団体が所蔵するフランスの古地図によって「間島」一帯が朝鮮領土であったことが判明したと主張、李明博政権に国際裁判に訴えて領土を取り戻すよう求めると訴えている。

青年参考は同地域は古代より一貫して中国の領土であったと反論した。渤海や高句麗など中国東北部及び朝鮮半島北部一帯を領土としていた古代国家は中国の地方政権であると主張している。古代の国家が現在の中国につながるのか、韓国につながるのかをめぐっては両国間で議論となっている。(翻訳・編集/KT)

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