長者番付は「不運な富豪番付」?1330人のうち19人が犯罪関与―中国

Record China    2009年8月31日(月) 13時31分

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29日、「中国長者番付」の中からかつての栄光の座から転落した49人を選出した通称「不運な富豪番付」と呼ばれる特別レポートが発表された。写真は株価操作などの疑いで逮捕された家電小売大手、国美電器の黄光裕前会長。

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2009年8月29日、上海在住の英国人公認会計士フージワーフ(中国名:胡潤)氏の主催する胡潤研究院はこのほど、過去10年間にわたって発表してきた「中国長者番付」にランキングされた1330人の富豪の中から、有罪判決を受けるなど、かつての栄光の座から転落した49人を選出し、通称「不運な富豪番付」と呼ばれる特別レポート(正式名称:中国富豪特別レポート)を発表した。広州日報が伝えた。

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「不運な富豪番付」に選出された富豪49人を選出理由別にみると、「死亡または破産」(6人)、「行方不明」(7人)、「取り調べを受けた」(7人)、「違法行為に関連した疑いで取り調べを受けた」(10人)、「犯罪の容疑者となり現在判決待ち」(2人)、「有罪判決を受けた、または服役中」(17人)、となっている。

この結果について、フージワーフ氏は「多くの人が富豪に対し何か問題があるという偏見を持っている。今回、1330人の富豪のうち49人がランキングされたが、犯罪に関連しているのは1.4%(19人)と割合は決して高くない。また、問題を起こしたからといって、彼らが中国経済の発展に貢献したことは帳消しにすべきではない」とコメントしている。(翻訳・編集/HA)

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