2009年9月1日、経産省の年度報告で「今年あるいは2010年にも中国のGDPが日本を上回る」と指摘したことを受け、レコードチャイナ編集部では「中国のGDPは09年に日本を追い抜くか？」についてアンケートを実施、回答者の半数が「そう思う」と答えていることがわかった。

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中国商務部HPの情報によると、日本の経済産業省が今年6月19日付で発表した年度報告（平成21年版通商白書を指すとみられる）は、「日本は世界第二の経済大国としての地位を失うことになる」と記載。予想を上回る中国経済の成長と日本経済の下降がこのまま続けば、今年あるいは2010年にも中国の国内総生産(GDP)が日本を上回ると指摘している。

これについて4つの設問を投げかけ、8月4日〜27日までの期間に635人の回答を得た。集計結果は以下の通り。

■中国のGDPは今年中に日本を追い抜くと思いますか？

・はい 51．7％

・いいえ 48．3％

■いつ追い抜くと思いますか？

・今年 35％

・2年以内 31．7％

・5年以内 15．7％

・10年以内 5．5％

・10年後以後 12．1％

■国民1人当たりのGDPは今後10年以内に日本を追い抜くと思いますか？

・はい 17％

・いいえ 83％

■低迷する日本経済を救うのは中国だと思いますか？

・はい 38．2％

・いいえ 37．8％

・どちらともいえない 32％

◆レコチャのアンケートとは：08年から実施。中国に関連した時事的なテーマについてインターネットのレコードチャイナのサイト上で投票を受け付けている。実施ペースおよび投票期間は不定。特定の回答者による不正回答を防ぎできるだけ公正な結果を導くため、有効回答は1人1回までに制限。09年9月現在、「日本の政権交代」について投票を受け付け中。（Record China）