Record China 2009年9月2日(水) 12時44分
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1日、着工が2011年になると予測されていた「川蔵鉄道」プロジェクトが、9月末には建設が開始されることになった。沿線のインフラ設備や南アジアとの貿易ルート拡大が期待されている。写真はチベット鉄道。
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2009年9月1日、新民網によると、着工が2011年になると予測されていた「川蔵鉄道」プロジェクトが、今月末には建設が開始されることになった。
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中鉄二院工程集団の責任者によると、川蔵鉄道は四川省成都とチベット自治区ラサを結び、総延長は1629km、最高時速は200kmとされ、これまで既存の鉄道では45時間かかっていたところが新路線ではわずか8時間余りにまで短縮されるという。
プロジェクト全体の工期は8年、総投資額は537億8000万元(約7314億円)に上るが、地理的な条件が厳しいため、まず四川省内の成都から康定までの区間を建設するという。この区間の投資額は167億8000万元(約2282億円)、工期は3年となっている。
川蔵鉄道が開通すれば、沿線のインフラ整備が充実し、周辺の少数民族地区や辺境地区の経済状況を好転させるとともに、沿線に存在する自然資源の開発も進むことが予想されている。また、インドやネパールなど南アジアとの間に新たな貿易ルートをひらくことにもなると期待されている。(翻訳・編集/岡田)
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