増加するネット詐欺事件、被害者の7割は高齢者―中国

Record China    2009年9月4日(金) 1時10分

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2日、中国でネットを利用した詐欺事件が増加しており、被害者の約7割が高齢者だという。写真は江西省在住の高齢者に詐欺手口を紹介する警官。

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2009年9月2日、環球時報によると、シンガポールの英字紙ザ・ストレーツ・タイムズはこのほど、中国でインターネットを利用した詐欺事件が増加しており、その被害者は高齢女性が多いと伝えた。

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中国の警察当局は8月31日、多発する詐欺事件を調べた結果、犯罪組織が銀行口座や個人情報を騙し取ろうとする際、高齢の女性が最も騙されやすいことが分かったと、注意を促す発表を行った。被害者の約70%が高齢者で、その7割が女性。こうした詐欺事件の大部分は経済的に裕福な沿海地区で発生しているが、内陸部でも同様の事件が増加している。

中国公安部刑事偵査局によると、詐欺手口は携帯電話のショートメッセージサービスを通じた「フィッシング詐欺」が多く、個人情報を悪用して架空の誘拐をでっち上げるケースや「オレオレ詐欺」もあるという。(翻訳・編集/岡田)

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