<富裕層>アラブ貴族を超えた?中国人がブランド品購入客の主流に―英国

Record China    2009年9月4日(金) 0時1分

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2日、英紙によると、英国でブランド品や贅沢品を購入する海外観光客の客層は、サウジアラビアやロシアに替わって中国が主流になりつつあるという。資料写真。

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2009年9月2日、英紙デイリー・メイルによると、英国でブランド品や贅沢品を購入する外国人観光客の客層は、サウジアラビア人やロシア人に替わって中国人が主流になりつつあるという。環球時報が伝えた。

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記事によると、サウジアラビアの王室関係者やロシアの富裕層を上得意としてきた英国ウエスト・エンドのブランド品・高級品店では、金融危機などの影響でその数が大幅に減少している。一方で、中国人観光客は大幅に増えており、多くの店が中国人観光客で賑わっている。一部の店舗ではこうした状況に対処するため、中国語を話せる店員を雇い始めているという。

海外で買い物をした際の付加価値税(VAT)の払い戻しサービスを行っているプレミア・タックス・フリー社のデータでは、中国人による英国の高級商店街での消費額は、1年前の4−5倍に増えている。また、同業のグローバル・リファンド・グループのデータによると、ロンドンのボンドストリートにおける今年1−7月の中国人の消費額は前年同期比164%増で、ロシア人の同27%減とは対照的な結果となっている。

グローバル・リファンド・グループの英国担当者は「世界的な経済不況ではあるが、我々は中国人観光客のブランド品や贅沢品への消費額増加の勢いは今年末までは持続すると見ている。なにしろ彼らは旅行の支出の70%をショッピングに費やしているからだ」と分析している。(翻訳・編集/HA)

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