Record China 2009年9月3日(木) 17時56分
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1日、英メディアは韓国に住む脱北者の証言から、北朝鮮市民の日常生活は「ウソ」「じゃがいも」「韓国の昼メロ」の毎日だと報じた。写真は北朝鮮市民。
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2009年9月1日、ロイター通信は韓国に住む脱北者の証言から、北朝鮮市民の日常生活は「ウソ」「じゃがいも」「韓国の昼メロ」の毎日だと報じた。
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脱北者たちは「北朝鮮は徐々に制御不能の状態に近付いている」と語る。密告制度のせいで誰も信じられない社会を生きる国民。経済活動はマヒ状態だ。だが、韓国への脱出に成功したとはいえ、幼いころから植え付けられてきたチュチェ(主体)思想は一朝一夕では変わらない。国民を深刻な飢餓状態に追いやったのも、「悪いのはウソの報告をする側近。将軍様(金正日総書記)は悪くない」。最近のやせ細った姿には胸を痛めているという。
記事によれば、北朝鮮の食糧事情は非常に深刻で昨年は「1日2食キャンペーン」も行われた。兵士たちには「1日に3個のじゃがいも」しか支給されない日もあるほどで、自宅の庭で穀物を栽培し、辛うじて飢えをしのぐ人も増えている。
だが、そんな国民にも秘かな楽しみがある、当局の監視の目を盗んで見る韓国の「昼メロ」だ。幸いにも衛星テレビを見ることができる家庭では夜になるとアンテナをわずかに中国側に向ける。国境の街・吉林省延辺市で放送されているものが受信できるのだ。「昼メロ」の違法ソフトも地下で流通しており、DVDプレーヤーがある家庭は必ず1枚は持っている。だが、警察に見つかれば刑務所行きは確実だという。(翻訳・編集/NN)
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