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2日、イタリアの「水の都」ヴェネチアが日帰り観光客を規制しようとしている。海外から大量の観光客が来ることは、この小都市にとって大きな負担となっているからだという。
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2009年9月2日、環球時報によると、イタリアの「水の都」ヴェネチアが日帰り観光客を規制しようとしている。海外から大量の観光客が来ることは、この小都市にとって大きな負担となっているからだという。
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ヴェネチアの公共交通機関を管轄する市の責任者によれば、観光客はヴェネチア市内のホテルに予約しているか、博物館の入場券あるいは運河の観光船のチケットを予約しなければ、市内に立ち入ることができないようにする考えだという。この施策の実現可能性や、いつ始めるかについてはいまだ明らかにされていないが、地域コミュニティや旅行会社などとの間で協議が行われていると、責任者は説明している。
ヴェネチアは1950年代中頃から人口が減少を続け、現在の人口はわずか6万人余り。しかし、この街を訪れる観光客の数は年間2000万人に上り、住民の日常生活に多大な支障をきたしているという。市は観光客に対し、地域住民や建築物への補償として、1人につき50ユーロ(約6500円)を徴収しようとしたことがあるが、旅行業界からの強い反発により見送られている。
なお、ヴェネチアは中国人観光客にとっても人気が高く、今回の発表に中国人観光客の間からも戸惑いの声が出ているという。(翻訳・編集/岡田)
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