病原菌入り注射器で無差別テロ?!容疑者15人を拘束―新疆ウイグル自治区ウルムチ市

Record China    2009年9月4日(金) 10時26分

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2009年9月2日、新疆ウイグル自治区人民政府新聞弁公室は記者会見を開き、最近ウルムチ市で起きていた無差別刺傷事件に関する情報を公開した。写真はウルムチ市の商業施設・国際大バザール。

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2009年9月2日、新疆ウイグル自治区人民政府新聞弁公室は記者会見を開き、最近ウルムチ市で起きていた無差別刺傷事件に関する情報を公開した。3日、星島環球網が伝えた。

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新華社報道によると、中国共産党新疆ウイグル自治区委員会常務委員、政法委員会書記の朱海侖(ジュー・ハイルン)氏はウルムチ市で市民が針のようなもので刺される事件が連続していることを発表した。被害届を出した人には漢民族、ウイグル族、回族、カザフ族、モンゴル族など9民族が含まれている。一部報道では事件に憤った漢民族市民が数千人規模の抗議デモを行ったという。

朱常務委員によると、事件は各地で突然起きていることから捜査は困難を極めているという。これまでに15人の容疑者を拘束、うち6人を刑事拘留とし、4人を逮捕したという。逮捕された4人はすでに起訴されており、近いうちに判決が下される見通しとなった。

犯行に使われたのは病原菌を入れた注射器ともうわさされているが、発表によると病原体や毒性の化学物質は検出されておらず、被害者が病気を発症した事例もないという。(翻訳・編集/KT)

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