あの悲劇を教訓に……「防火路線バス」の開発に成功―四川省

Record China    2009年9月4日(金) 11時11分

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3日、四川省公安消防総隊は中国初となる「防火路線バス」を発表した。同車両には安全対策システムが搭載され、火災を感知すると自動的に消火剤が噴出されるようになっている。写真は公開された「防火路線バス」。

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2009年9月3日、四川省公安消防総隊は中国初となる「防火路線バス」を発表した。四川在線が伝えた。

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今年6月、四川省成都市で路線バスの炎上事件が起きた。すし詰めの車内から脱出することは難しく、乗客27人が死亡した。事件は一人の男が車内にガソリンを持ち込み焼身自殺したことが原因だと判明したが、火災対策が全くなされていない路線バスにも批判が集まっていた。

新たに開発された「防火路線バス」には安全対策システムが搭載され、火災を感知すると自動的に消火剤が噴出されるようになっている。これまでに100回近い試験が繰り返され、乗客にかかる消火剤の毒性などの検査が繰り返し行われたという。(翻訳・編集/KT)

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