<調査>中国人が最も憧れる旅行先は「フランス」―中国紙

Record China    2009年9月7日(月) 6時38分

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3日、中国人が最も憧れる旅行先は「フランス」であることが、最新の調査で分かった。写真はカルーゼル凱旋門(小凱旋門)。

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2009年9月3日、中国人が最も憧れる旅行先は「フランス」であることが、最新の調査で分かった。新華網が伝えた。

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中国の大手調査会社・北京開和迪諮詢有限公司が欧州各国の観光局や旅行会社と共同で実施した「2009中国人の欧州旅行に関する調査」で明らかになった。有効回答数は1万4391件。うち56.6%が「今後2年以内に欧州旅行に行く予定」と答えた。旅行の時期は「5月と10月の長期休暇」が最も多く、79.1%が旅行に関する情報を「インターネットで調べる」と答えた。同社の沈速(シェン・スー)研究主幹は「金融危機は一部の人に時間の余裕を与えた。今の時期は観光客が少ないため、旅行には最適だ」と指摘した。

調査によれば、中国人が最も憧れる欧州の旅行先は「フランス」。2位以下はイタリア、スイス、ギリシャ、英国、ドイツ、スペイン、オランダ、オーストリア、デンマークが続いた。「フランスの歴史名所や優美な自然、食べ物やショッピングが中国人を惹きつける大きな要因」と沈氏は分析する。

中国人の海外旅行熱は金融危機をものともせず、アジアで最も成長スピードの速い観光客の送出国となっている。国家旅游局の統計によれば、今年2月現在の中国人の海外旅行先は137か国。昨年は4000万人以上が海外旅行に出掛けたが、主な渡航先はシンガポール、マレーシア、タイ、日本、韓国と比較的近場の国が多かった。(翻訳・編集/NN)

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