2009年9月8日、香港メディアの報道によると、今年春に中国で2000万元（約2億7000万円）という巨額ギャラのCM出演をして話題を呼んだ歌手のフェイ・ウォン（王菲）が、今月に入り夫や娘とともに香港に滞在中だという。芸能専門サイト「中国娯楽網」が伝えた。

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2005年に中国人俳優リー・ヤーポン（李亞鵬）と再婚してからは芸能活動を極力控えていたフェイ。2006年5月に出産した女児に口唇裂症という障害があったため、同じ障害に苦しむ国内の貧しい子供たちを救おうと「嫣然天使基金」を設立し、夫とともに積極的に活動に取り組んできた。今回、中国から家族3人で香港を訪れたフェイはCM撮影の仕事をこなしながら、現在3歳の娘が通うべき学校を探しているという。一家はフォーシーズンズ・ホテルの長期滞在者向け宿泊施設「フォーシーズンズプレイス香港」に滞在。今月6日と7日には夫婦別々にスーパーマーケットへ行き、食料品や生活用品を大量に買い込む姿が目撃されている。

娘にふさわしい名門校をじっくり探そうとする母親のフェイも40歳。今春のCM撮影はフェイにとってあまりやりたい仕事ではなかったが、夫が経営するクラブの借金が膨大な額にのぼり、月々の返済額が100万元（約1350万円）以上かかるため、仕方なく承知したとも伝えられる。（翻訳・編集/本郷）