Record China 2009年9月11日(金) 11時29分
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9日、日本の華字紙は、中国人向け個人観光ビザが7月に解禁されてから約2か月経った今、「中国人の日本への個人旅行熱は早くも冷めきっている」と報じた。写真は6月に北京で開かれた「旅行博覧会」。
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2009年9月9日、華字紙・東方時報は、中国人向け個人観光ビザが7月に解禁されてから約2か月経った今、「中国人の日本への個人旅行熱は早くも冷めきっている」と報じた。中国新聞網が伝えた。
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当初は「もっと気軽に、自由に楽しめる」と期待されていた日本への個人観光旅行。中国ではツアー以外の個人旅行は「自由旅行」と呼ばれているが、実際は「自由」と呼ぶには程遠いと記事は指摘する。「年収25万元(約350万円)以上」の制限から始まり、提出する書類の数も半端ではない。宿泊ホテルや航空券は旅行会社に任せなければならず、ビザ申請時には詳細なスケジュールも決めておかなければならない。日本に到着した後もその通りに行動したか、ホテルにはちゃんと戻っているか、など入管の厳しいチェックが入る。当然、日本の友人や親戚宅に泊まることは許されない。
記事によれば、期待していたほど「自由」でなかったことに加え、個人旅行は割高であることも熱が冷めてしまった要因の1つ。例えば個人旅行の場合、ビザ、航空券、ホテルだけで8000元(約11万円)はかかるが、これは8日間のツアーとほぼ同じ値段。そのため、日本ツアーは依然高い人気を誇るものの、お得なツアーを選ぶ人の割合が増えている。最も人気なのは「大阪、京都、奈良、箱根富士山、東京」の6日間のツアー。子供連れの客も多いという。(翻訳・編集/NN)
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