<サッカー><レコチャ広場>史上最悪のフェアプレーデー=元Jリーガーが唾吐きで解雇に―中国

Record China    2009年9月12日(土) 20時53分

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09年9月、ブログ「21世紀中国ニュース」は、今月5日の中国スーパーリーグの「フェアプレーデー」について伝えた。クリーンな試合になるどころか、レッドカードが飛び交う最悪の一日になってしまったという。写真は5日、フェアプレーデーの試合前式典。

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2009年9月、レコードチャイナのライターによる個人ブログ「21世紀中国ニュース」は、今月5日の中国スーパーリーグの「フェアプレーデー」について伝えた。クリーンな試合になるどころか、レッドカードが飛び交う最悪の一日になってしまったという。

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以下は同ブログから。

ラフプレー、八百長、乱闘騒ぎと問題山積みの中国サッカー。メディアとファンからの強い批判を受け、中国サッカー協会も対策を始めています。その取り組みの一つがフェアプレーデー。ところが当日の試合はというと大荒れ。選手、スタッフ7人に罰金が科されるなど2009年シーズン最悪の一日となってしまいました。

8日に中国サッカー協会が発表した処分は以下の通り。「これって一年分の事件?」と見まごうほどの大量処分です。

・長春亜泰の劉成選手、出場停止3試合、罰金2万元(約26万7000円)。

ペナルティエリア内で相手選手を突き倒した。

杭州緑城の王宏有選手、出場停止4試合、罰金2万元。

審判を罵り靴を投げつけたため、レッドカードを受けた。

上海申花の賈秀全監督、出場停止8試合、罰金2万元。通訳の謝暉氏、出場停止8試合(スタジアム立ち入り禁止2試合、ベンチ入り禁止6試合)、罰金4万元(約53万4000円)。陳涛選手、出場停止4試合、罰金2万元。チームドクターの張鵬氏、ベンチ入り禁止5試合、罰金2万5000元(約33万4000円)。

試合後、審判に執拗な抗議。

・山東魯能のジブコヴィッチ選手、出場停止8試合、罰金4万元。

イラン人審判の判定に不服で唾をはきかけ、レッドカード。山東魯能は同選手との契約解除を発表した。

厳罰路線をとる中国サッカー協会、今シーズンに科した罰金は60万元(約800万円)を超えたそうです。あるサッカー協会関係者は「学がなくて、チンピラ同然の選手を取り締まるのは罰金が一番だ」と述べたそうですが、そういう選手をバカにした態度では問題は解決しないような気が。厳しい処分を科されたジブコヴィッチ選手は以前、Jリーグのジュビロ磐田に所属していましたが、そんなにプレー態度が悪かったイメージがないのですが。「朱に交われば赤くなる」とならないよう、リーグ全体のムードを変えていくしかないのではないかと思います。(筆者:chinanews)

■「21世紀中国ニュース」は中国在住経験を持つ翻訳者のブログ。『21世紀は中国の世紀』と言われその成長がもてはやされるなか、「このまますんなりと発展が続くとは思えない」と考え、スポーツにとどまらず中国関連の「気になるニュースをピックアップし」紹介している。FC2ブログに掲載。

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