2009年9月12日、重慶日報によると、中国国家広播電影電視総局は10日、「テレビ通販広告及びテレビ通販番組に対する規制強化」に関する通達を出した。

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放送禁止のテレビ通販CMや番組は次のとおり。医薬品、性的保健用品、豊胸・ダイエット薬品、製品名や生産工場名、工場所在地の記載のない商品の販売、身長アップなど人体改造を謳った器具や内服薬、人体に埋め込んだり、専門の技師による操作の必要な医療機器、性器の図解や動画が画面に出てくるもの。

また、同通達によると、広告業者は事実に基づいた商品紹介を行い、販売会社名を明言し、放送後一定期間内は無条件返品や商品後払いができるようにしなければならない。有名人や専門家等の名での証明書類作成の禁止、在庫切れや投げ売りを装っての販売の禁止、偽の品質許可証や賞、栄誉称号、研究成果や統計資料などの作成禁止にも言及している。

放送局にも規制が入った。ニュース・国際の専門チャンネルやテレビ通販チャンネルでは通販CM放送禁止とし、教育・子供の専門チャンネルでは18歳未満の青少年の視聴にふさわしくないと思われる通販CMの放送を禁じる。衛星放送では毎日午後6時から夜12時までの間、通販CMの放送を禁じる。

また、今回の通知では「広播電視播出機構」（中国テレビ放送機構）がテレビ通販放送局に対して審査を行い、番組内容について責任を持つことを強調しており、審査不行き届きにより消費者が被害をこうむった場合、同機構が法的責任を負うとしている。（翻訳・編集/中原）