Record China 2009年9月15日(火) 11時31分
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12日、今月20日に上海市で開催される国際陸上大会・上海ゴールデングランプリの組織委は公式HP上で、中国のスター選手で110m障害走の劉翔選手が大会出場を決めたことを正式に発表した。写真は劉選手と孫海平コーチ。
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2009年9月12日、今月20日に上海市で開催される国際陸上大会・上海ゴールデングランプリの組織委は公式HP上で、中国のスター選手で110m障害走の劉翔(リウ・シアン)選手が大会出場を決めたことを正式に発表した。劉選手は昨年開催された北京五輪で負傷による棄権をして以来、初の競技参加となる。中国青年報の報道。
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劉翔選手は「アジアの昇り龍」とも称される人気アスリート。04年アテネ五輪の男子110m障害金メダリストで、これは陸上短距離競技における東洋人初の栄冠。06年には12秒88の世界記録(当時)を樹立している。しかし、08年に開催された北京五輪では、全国民の期待を背負いながら足の負傷によって競技を棄権、その後は治療とリハビリに専念していた。
劉選手のコーチである孫海平(スン・ハイピン)氏は、「劉翔の足が大会参加を果たせるほど回復しているかどうか、当初は判断できなかった」としながらも、先週に行われた計測では13秒70のタイムをたたき出したため、陸上管理センターと上海体育局は同選手の出場を許可したという。
同大会ではすでに、世界的スターアスリートのウサイン・ボルト選手(ジャマイカ)が欠場を表明しているが、孫コーチは「ボルト欠場の穴埋めに劉翔が出場するわけではない」と発言。多くのファンからは「本当に大丈夫なのか?」と、劉選手の完全回復を疑問視する声が挙がっているものの、同大会の組織委は劉選手の出場を非常に歓迎しており、「成績は期待しない。ただ、試合の感覚を取り戻してほしい」としている。(翻訳・編集/愛玉)
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