2009年9月15日、中国商務部は同日に行った記者会見で、国内消費の安定的な拡大に明るい見通しを示した。

【その他の写真】

8月の社会消費財小売総額の前年同月比の伸び率が、7月より0．2ポイント高い15．4％だったこと、また、主要小売企業1000社の前年同月比の売り上げ伸び率が7月より1．9ポイント高い9．2％だったことなどを挙げ、「全体に安定的な拡大傾向がみられる」と分析した。

同部は「国の一連の経済対策によって国民の収入が増加に向かい、市場の信頼感も回復したことで需要が一層伸びている」と指摘。9月は例年、販売が伸びる月であるため、拡大傾向が続くとの見方を示した。（翻訳・編集/東亜通信）