消防車50台が出動、消火に18時間もかかった大火事―福建省晋江市

2006年10月30日の夜11時頃、福建（ふっけん）省晋江（ジンジャン）市にある億昌（イーチャン）靴製造工場で火事が発生した。火は風の勢いを得て、あっという間に5階建ての建物2棟をのみ込んでしまった。晋江市と泉州（チェンチャオ）市の消防局から50台の消防車が出動して消火活動を行った結果、翌日31日の夕方5時になってようやく火は消し止められた。

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この火事で6800平方メートルを占める工場が全焼し、莫大な経済的損失が出ているという。しかし幸い、これほど大規模な火事であったにも関わらず、死者は出なかったということだ。

火事の原因は、靴の原料として使われていた数百tに上る発泡スチロールなどの石油化学製品に、火がついたことだそうだ。