Record China 2009年9月29日(火) 6時3分
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19日、成都晩報によると、四川省人民政府が18日、昨年5月の四川大地震により野生のジャイアントパンダの生息地は大きな被害を被ったが、生息数そのものには影響がなかったと報告した。写真は中国に生息するジャイアントパンダ。
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2009年9月19日、成都晩報によると、四川省人民政府が18日に記者会見を開き、昨年5月の四川大地震により野生のジャイアントパンダの生息地は大きな被害を被ったが、生息数そのものには影響がなかったと報告した。
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同報告によると、四川大地震後、野生パンダの生息地は5万7391ヘクタール減少したという。地震によって18の県の生息地と27のパンダ保護区が被害にあったが、幸いなことに地震が原因とみられる野生パンダの死骸はこれまでに1頭も発見されていない。
都江堰市や彭州市、綿竹市、安県などにまたがった生息地「岷山B種群」が地震で被害率37.17%を記録したなか、同生息地のパンダの健康状態に関心が寄せられていたが、現在35頭の生息が確認されている。もともと生息数が少ないうえに、他の生息地のパンダとの接触が地震の影響で不可能になっているため、これを放置すれば将来種の保存が困難になる恐れもあるという。
生息数が556頭と最も多い生息地、「岷山A」「岷山C」両種群では被害率はわずか0.09%で、野生パンダの生息に大きな影響は出ていないという。(翻訳・編集/本郷)
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