2009年9月20日、中国共産党南京市委の朱善[王路]（ジュー・シャンルー）書記を団長とする訪台代表団が台湾に向けて出発した。中国共産党の代表団による訪台は今回が初めて。新華網が伝えた。

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同市委の報道官によれば、今回の訪台は台湾の国民党台北県委員会が昨年10月と今年5月に南京を訪問したことに対する答礼訪問。両者は「中国共産党南京市委と中国国民党台北県委による党レベルの交流と双方の経済文化交流に関する覚書」を交わしており、経済、貿易、科学技術、文化、教育、観光、農業など様々な分野における協力関係を促進させたいとしている。

代表団一行は台湾の主力産業の業界団体やサイエンスパークなどを訪問、視察する予定。今回の訪台は当初、4日に予定されていたが先延ばしになっていた。15日に行われた「2009南京台湾名品交易会」の開催を発表する記者会見では、朱書記が「訪台はまだ最終決定していない」と発言し、注目を集めていた。（翻訳・編集/NN）